電流リファレンス回路

多くのアナログICは、外付け抵抗を使用してIC内部のアンプの電流を設定することができます。 左側の回路は最もシンプルな例ですが、出力電流I(V1)が電源電圧、温度によって変化してしまうので実用的ではありません。

右側の回路はオペアンプを使用した負帰還回路によって実現した実用回路で、VREFはIC内蔵のバンドギャップリファレンス回路でつくります。出力電流は

\begin{align} I(V2)=\frac{V_{REF}}{R_2} \end{align}

となります。