LM317可変三端子レギュレータ

LM317は可変出力電圧レギュレータですが、固定出力電圧三端子レギュレータの78シリーズと全く異なる回路構成となっています。仮に78シリーズの回路構成で出力を可変にしようとすると4端子となってしまい、TO-220等の同じパッケージが使えないからです。

LM317の内部回路は(GNDに接続されずに)フローティングとなっているのが特徴です。内部回路を流れた電流はvout端子から流れ出るので、これを外付け抵抗R29,RLに流して吸収する必要があります。つまり「最小負荷電流」の仕様があります。