RS232C-CMOSレベル変換回路

パソコンとマイコンを接続する最も簡単な方法は、RS-232C (UART)です。ただしRS-232Cインターフェースを持たないパソコンの場合は、USB-RS232C変換ケーブルが別途必要です。データの送受をおこなうには、パソコン側Dsub9ピンコネクタの2ピン,3ピン,5ピンの3本を接続します。

製品回路ならば専用のレベル変換ICを使用しますが、実験レベルで9600bps程度ならばトランジスタを使用したレベル変換回路でも問題なく動作します。RxDピンは5kΩでプルダウンされているので、CMOS側送信トランジスタQ2はpnpで駆動します。TxDピンは±7V程度の電圧が出力されるので、マイナス電圧出力時にCMOS側受信トランジスタQ1が破壊されないようにダイオードでクランプします。