アクティブフィルタによる発振回路

図1のようにバンドパスフィルタの出力を振幅制限回路を介して入力に帰還すると発振回路となります。発振が成長すると振幅制限回路の出力はダイオードのオン電圧VFを振幅とする方形波となります。この方形波がバンドパスフィルタに入力されると高調波成分が取り除かれて正弦波出力となります。バンドパスフィルタの中心周波数におけるゲインをH0とすると、出力Voutの振幅は

\begin{align} V_{out}=\frac{4}{\pi}H_0V_F \end{align}

となります。

図1: バンドパスフィルタを使用した発振回路