L形インピーダンスマッチング回路
L型マッチング回路は最も基本的なインピーダンスマッチング回路です。下の例では、ターゲット周波数f0=420MHzにおいて負荷のRL=50ΩをRH=200Ωにup変換しています。
up変換するには、直列にインダクタ(またはキャパシタでもよい)を接続します。インダクタL1の値は、この部分を直並列変換したときの並列抵抗がRH=200Ωとなるように決めます。
RH=RL(1+Q2)⇌ Q=√RHRL−1=√3=1.732L1及びLpは以下のようになります。
ωL1=RLQ=86.6 Ω より L1=32.8 nHωLp=RHQ=115.47 Ω右側の図でLpと並列にキャパシタC1を接続して共振させます。
C1=1ω×115.47=3.28 pFRL=50
RH=200
RH=200
Qの部分を直並列変換
このマッチング回路はLPFの形をしているので、周波数特性はLPF特性となります。ターゲット周波数f0において共振しゲインがピーク値をとります。